各症状について、当院はこう対応します
腰痛
「腰が痛い」原因は様々です。例えば、仕事で座っていて痛い場合は、腰椎の前湾喪失。歩いて痛む場合は、間欠歩行といって椎骨が滑ったり、脊柱管が狭窄されている。寝起きして痛む、腰を曲げると痛い場合は、背骨の歪による神経圧迫と筋緊張。臀部が痛い場合は、骨盤の関節のひずみ、等々様々な原因が考えられます。その因果関係を見つけ出し、その原因箇所にアプローチします。原因に応じて、マッケンジーセラピー、ウイリアムスセラピー、トリガーポイントセラピー等を選択して施術します。内臓疾患による腰痛や、腰椎骨折による腰痛の場合は、病院に行くことをお勧めします。
坐骨神経痛臀部や大腿、ふくらはぎまで、しびれます。坐骨神経は腰椎4・5番・仙骨から出て、大腿後面からふくらはぎ・下腿外側面を通り足裏・足甲に至ります。腰椎・仙骨で神経が圧迫されたり、臀部で梨状筋に挟まれたり、が原因です。腰椎の調整、臀部の筋肉の緩和が、施術になります。
首痛
首が痛い、腕がしびれる、頭痛がする、目の奥が痛い、目まいがする、は頚椎に問題があることが多いです。頭の重量は4−6KGもありますので、首には起床したとたんに荷重がかかります。長いデスクワークは、首に強い負担を強います。頚椎の前湾が喪失され、椎骨が歪むと、それに伴い後頚筋群が緊張します。筋緊張を緩和して、椎骨をストレッチ、問題箇所にアプローチします。
頭痛
頭痛には、何種類かがありますが、ずきんずきんと痛むのは血管性頭痛で、頭が締めつけられるような痛みは緊張性頭痛です。前者は偏頭痛で脳の血管が膨張して痛みを発しますが、後者の緊張性頭痛と合併していることが多く、筋緊張を緩和すると改善することが多い。後者は、後頚筋群の緊張が主たる原因で、これを緩和して改善します。
目まい
目まいには色々な原因が考えられますが、目が回るのは回転性目まいで平衡感覚を司る耳の三半規管に問題があることが多い。ぐらぐら揺れるのは浮動性目まいで脳神経や頚部に問題があることが多い。後者の場合には、後頭部の筋肉を緩めて、頚椎を修正して改善します。
背中痛
背中が痛い、肩甲骨の縁が痛い、猫背で背中が曲がっている、は胸椎や胸腰ジャンクションが過度に後湾、脊柱起立筋が緊張して硬結している、等が考えられます。筋肉緩和、背骨を調整します。姿勢の指導、自宅でやって頂くエクササイズをお教えします。
骨盤ゆがみ
腰の高さが左右違う、両足の長さが違う、スカートが回りやすい、歩き方がおかしい、は骨盤がゆがんでいる可能性があります。出産後や、日常の座る・立つ不自然な習慣により、骨盤は歪みがちです。腰痛、膝痛、O脚の原因になります。内臓に影響を与え、便秘、生理痛、生理不順などを誘発します。骨盤周りの筋肉を緩和してから、骨盤を調整します。左右の骨盤が異なる歪みを持つ場合が多いですから、その場合は左右の腸骨に異なる施術します。癖のある日常生活に戻ると症状は戻りますので、骨盤エクササイズを家庭でやっていただきます。
便秘
便秘の原因はいろいろ考えられます。大腸そのものに疾患がない場合は、大腸の働きが悪い訳で、まず骨盤がゆがみ、血流が悪いことが考えられます。次に、ストレスや緊張から交感神経が優位で内臓の働きが悪くなっていることが考えられます。骨盤の歪みを調整して、かつ全身の緊張を取り副交感神経を高めるようにします。水分や食物繊維の摂取につき、アドバイスします。
生理痛・生理不順
骨盤がゆがみ、骨盤の周囲・内部の筋肉・靭帯が緊張し、血行が悪くなると、生理痛や生理不順を引き起こします。骨盤に付着する軟部組織を緩和して、骨盤を修正し、血行を促します。骨盤エキササイズをご指導します。
O脚
真っ直ぐ立って、膝の内側が離れるのは、二つの原因が考えられます。ひとつは構造的O脚といい脛骨の変形によるもので、これは矯正出来ません。もうひとつは姿勢的O脚で、約8割の方がこれで、矯正可能です。これは、実は膝の問題ではなく、生活習慣による股関節の内旋が原因です。従って、股関節のある骨盤の問題を伴うことが多い。股関節と骨盤の矯正をして改善しますが、施術直後に改善しても、後から戻ったのでは意味有りません。身体に記憶していただくために、自宅でやっていただくエキササイズをご指導します。私の施術とご自分でやっていただくエキササイズの両輪で、戻らない改善をしていきます。
股関節の痛み
股関節は、骨盤の寛骨臼に大腿骨頭が入っている球関節です。大腿骨頭の位置など構造に問題がある場合、骨の変形がある場合、あるいは、関節を包む筋肉など軟部組織に問題がある場合が、考えられます。股関節の周囲の軟部組織を緩和して、関節をモビりゼーションして、関節の可動域を広げ、痛みを改善します。
膝の痛み
大腿骨と脛骨で、膝関節が構成され、その間には半月板という軟骨がクッション材として入っており、外側・内側・十字靭帯でつながっています。過大な負荷やねじり、左右不均衡な負荷がかかると、半月版や靭帯が損傷し、それに伴い膝関節をまたぐ筋肉が緊張し、痛みを引き起こします。膝関節を動かす筋肉を緩和して、膝関節の軟部組織をストレッチして血行を促し、痛みを改善します。
不眠症
不眠症には色々な原因が考えられますが、ストレスにより自律神経が緊張して、交感神経が優位になり、緊張がとれずに眠れない、安眠できないというケースが多いです。私のカイロプラクティックは、全身の軟部組織をゆるめ、背骨に柔軟性を回復して、背骨の中を通る中枢神経を刺激して、自律神経を副交感神経優位に導き、緊張の糸を解いていきます。